幼児期から小学校までにかかるお金

子供が成長していく過程では、さまざまな出費が考えられます。

幼稚園や学校に通わせる以外にも、お金が必要になることは沢山あります。 そのため、子供の成長段階ごとに、どんな出費があるのか、どのようにお金を備えていったらよいのか、よく考えておく必要があります。

・幼児期
教育費を貯蓄する目的で子供保険に加入するのであれば、スタートが早いほど毎月の負担が少なくて済みます。 子供保険は貯蓄も兼ねているので、子供が生まれたら加入するという人がほとんどです。
紙おむつやミルク代など幼児期ならではの出費もありますが、幼稚園に入る前は授業料などもまだかかりませんから、比較的貯蓄しやすい時期ともいえます。

また、子供保険とは別に定期預金を積み立てていくりもよい方法です。 子供保険による貯蓄は大学進学のためと考え、家計とは別に貯めていくことが大切です。

・幼稚園期間
幼稚園に4歳から2年間通うとすると、公立なら約50万円、私立になると約100万円かかるとされています。 幼稚園に入ると授業料以外にも、習い事に行ったりするので、幼児期よりも出費が増えてきます。
習い事は子供の様子を見ながら厳選し、付き合いで仕方なくという程度のものはやめる勇気も必要です。 

・小学校期間 
最も貯蓄がしやすいといわれる小学校時代ですが、今は習い事を掛け持ちしている家庭も多いので、出費は高学年になるにつれて増加する傾向にあります。低学年の間が貯め時と考えるのが無難です。
小学校6年間でかかるお金は、公立で約200万円、私立では約800万円といわれています。 子供保険を毎月1万円に加え、積立預金を毎月1万円を続けていくことで、6年間で144万円が貯めることができます。