めでたく赤ちゃんが生まれたら、何はともあれ「子供保険に入っておかなくちゃ」と考えている人が多いようです。

自分が入っている生命保険の担当者から子供向けの保険を勧められたり、別の用事でたまたま出かけた郵便局で学資保険などを勧められたりした人もいます。

子育ての強い味方であるママ友からも「子供の保険、どうしてる?」なんて切り出されたら、とにかく保険に入っておかないと、と焦ってしまうかもしれません。

しかし「周りも皆入っているし、とりあえず子供保険に入っておこう」と加入を急ぐ前に、子供保険とはどういったものなのかを知っておく必要があります。

保険と名の付くものなので一般の生命保険や傷害保険を思い浮かべがちですが、子供保険の目的をずばり言うのであれば「子供の教育資金を貯めるため」の保険なのです。

子供が入学、進学などの節目を迎える時や、大学に入るときなどには、大きな出費が待っています。
またあくまでも「保険」なので、親にもしものことがあった場合の保障も付いています。

子供のためにと毎月コツコツ預金をするのもひとつの方法ですが、単に貯蓄をするのであれば親に何かあった時の保険となる機能がなく、逆に保険には一般的に貯蓄の機能がありません。

この両方の機能を適度に持ち合わせているのが子供保険と言えます。
計画的に子供の教育資金を貯めながら、もし親に万が一のことがあった場合でも子供にかかる教育費用が残せる、という意味で子供保険は利便性が高い商品であると言えます。