最近では、雑誌の広告ページやテレビCMで、保険会社の宣伝をよく目にするようになりました。いずれも大変魅力的な謳い文句に目や耳を奪われるものばかりですが、今は表向きの情報に流されず、慎重に保険を選ぶ人が増えてきています。

保険商品に関しては、特にページの隅の方に書いてある小さな文字に重要な内容が含まれていることが多いことを、多くの人が知っているからです。

このようなことから、保険の説明書を読むのは大変と思っている人は大勢いますが、どのような特徴を持った保険であるかを知るためには、それほど難しいことではありません。

今はインターネットでいくつかの保険商品のパンフレットをまとめて資料請求できるものもありますので、まずは情報を集めて勉強することから始めるのがよい方法です。
特に子供保険に関しては、挿絵も可愛らしいものが多く、何となく易しく理解できるような説明になっていることは少なくありません。

そこで、子供保険の説明書を見る際の注意点をあげてみます。

●祝い金
 保険会社によって、祝い金が出る時期と金額に違いがあります。
 また、満期が18歳なのか22歳なのかによって、同じ年齢時にもらえる金額が異なることもあります。
 自分が祝い金を受け取り時期はいつか、希望に合ったものを選ぶようにします。
●満期金
 保険の契約終了時に受け取る金額のことで、パンフレットに例として示されている金額よりも高く設定することもできます。
 ただし、それに合わせて毎月の保険料も高くなります。
●育英年金・養育年金
 親に万が一のことが合った時の保障で、一時金と毎年支払われる金額が示されています。
●特約
 子供がケガで入院した時や、病気で手術をした時などに、給付金を受け取れる特約が付けられるものもあります。
 各社様々な特約を用意しているので、パンフレットをよく見て、比較検討してみます。
●契約例
 パンフレット通りの基本保険金で契約した場合に、支払う保険料がいくらになるかが示されています。 
 例に示されている年齢より若ければ保険料は安くなり、年をとっていれば保険料は高くなります。
●ご契約について
 子供や親(契約者)が何歳なら加入できるのか、払い込み方法など、契約方法に関する大切な情報が書かれています。

いずれも保険に加入する際には重要な事柄ばかりなので、しっかり理解をして、希望に合った保険を選ぶ必要があります。