子供保険を設計する

保険を選ぶときの基準としてはまず、自分に合った保険であるかどうか、ということがあります。子供保険でもそれは同じですが、子供保険には貯蓄という面もあるので、保険の内容だけでなく、貯蓄性の高い保険を選ぶのが賢い方法といえます。

子供保険で重要なのは、それぞれの家庭における教育方針や経済状況です。かけたい保険でも、保険料が高額で家計を必要以上に圧迫するようなものは、結局は解約となってしまう可能性があり、そういう場合は、必然的に保険の内容を変更する必要があります。

子供保険を選ぶときに多くの人は、保険会社のパンフレットを取り寄せ、その中から選択しています。しかし実はそれよりももっとよい方法があります。

それは、設計書を取り寄せて、自分だけの子供保険を設計してみるのです。

パンフレットに記載されている保険のプランはモデルケースです。そのため、自分に合った保険になっているとは限りません。
そこで、パンフレットから候補を絞ったら、次に設計書を取り寄せて、自分なりの子供保険を設計してみます。最近では、保険会社のホームページのサイトからでも請求することがてきるので、わざわざ店舗まで出向く必要もありません。

強制的に加入させられるのでは、という心配がある人は、店舗まで出向いたり、販売担当者を自宅まで呼ぶのは避け、インターネットを利用すれば問題ないでしょう。

設計書は自分でも作ることができますが、保険会社に依頼する場合は、予算の上限と、子供保険として必要な保障(大学入学資金にしたい、節目に祝い金が欲しい、親の保障を充実させたい、など)を正確に伝える必要があります。

比較のため、複数の保険会社で設計書を作ってもらうことになりますが、掛け金を同額にして作成してもらうと、より比較しやすくなりますので、色々なパターンで依頼してみるのもよい方法です。


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