保険料の年払い

近年の不景気の影響を受け、家計の見直しを迫られている人は大勢います。その中でも、多くの人が、出費を抑えるために検討し直すのが保険料です。

これまでは、生保レディや営業担当者が勧めらるままに加入していた保険も、見直してみると、不必要な保障が付いていることに気がつくことは少なくありません。自分にとって必要だと思われない保障は、これを機会に削ってしまうのも、ひとつの節約方法です。

また子供を持つ親の場合は、自分達の保障は削ったとしても、子供の保険だけは充実させておきたいと思うものです。特に教育資金の貯蓄を主な目的として子供保険に加入している場合は、継続して入っておくのが賢明です。

スーパーで特売品を買い求めたり、セールを利用したりすることで、生活費を切り詰めて暮らすことはできますが、保険料を値切ったり切り詰めたりいることはできません。
しかし、値切ることができなくても、たとえば、早くまとめて払うという方法で、保険料を安くすることができます。

保険商品によって払い込み回数が選べるものとそうでないものがありますが、例えば月払い(毎月保険料を支払う)と年払い(1年分をまとめて支払う)を比べると、年間で0.5か月分ほど、保険料の支払いを安くすることができます。

ただ年払いだと、一度にかなりの出費になるため、サラリーマンの場合はボーナスを利用して半年払いにする人も多くみられます。
年払いほど安くはなりませんが、半年払いにすれば、月払いよりも支払額を安く抑えることができます。

1年に数千円安くなるだけかもしれませんが、子供保険は払い込み期間が長いですから、18年間続けると合計でいくら安くすることができるか計算してみると、大きな金額になることがわかります。


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